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2009年8月 1日 (土)

聞こえ方

同じことしか言ってないけど、よっしーです。

伝え方やタイミング次第では、相手が受ける印象は大きく異なる。

不動産売買では、相続が絡む事が多い。
買うひとにとって、大きい買い物ですが、売るひとにとっても同じこと。

当初から転売の目的がなければ、一度購入したものを売却するなんて、余程の事情がないと起こり得ない。

売買でも購入は前向きなことが多いが、売却はやや後向きな印象がある。

しかし、買換えなどの前向きな売却がある他、相続絡みの売却も世の中には多く存在する。

農家の世帯でおじいちゃんが亡くなり、多額の相続税が発生するとする。
所有する畑を何枚か処分し、現金化した上、相続税を納める。

至って普通の話である。

この話を聞いて、『ひとが死んだ物件』と解釈するひとは少ない。

畑の中で殺された訳でもなく、自殺した訳でもないのだから、仮に畑が宅地造成されて新築の家が建ち並び、『どうもあそこの家は気持ち悪い』と思うことはないでしょう。

しかし、これが一般の一戸建であった場合はどうだろうか。

『死ぬときは畳の上で』と思うひとは少なくないと思う。
ましてや愛着のある自宅で看取ってあげたいと思う家族だっていると思う。

何ら事件性もなく、かつ自殺でもないことが条件になるが、やはりひとが建物内で亡くなったということが分かれば、冷静に考えたいと思うのは人の心理として普通である。

『嫌なことは先に』と思い、相手方に確認しても、『大丈夫』または『そんなことありません』と言っておきながら、しばらくして話が変わってしまえば、受ける側としては、大きく解釈が変わってくる。

・本当は何か事件性があるのでは?

・なぜ後になってから言う必要があるのか?

・先に言えない事情でもあるのか?

・身内の死とは、うっかり忘れてしまう程度のものなのか?

先に言っていれば『あっそうですか』で済む話が、後から出てしまうと頭では理解していても、疑惑の念を払拭することが出来ない。

ましてや予定している契約の2日前なんかに言われたら、相手側を疑ってしまうし、不信感を持つのは至って普通の感覚のように思う。

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吉野善則(よしのよしのり)

昭和52年2月16日、東京都葛飾区東金町で工務店の次男(4人兄弟の末っ子)として生まれ、小学一年のとき茨城県守谷市移り、同県取手市に実家があります。現在は入籍を期に市川市に住んでおり、妻に叱咤激励されながら、馬車馬のように仕事にさせられる毎日を送っております。ちなみに妻は、な!な!なんと学校の先生なんです。不動産営業マンと公務員の意外な接点も今後チョイチョイお教えします。

高校卒業後、接客業を経験し、平成12年1月に賃貸系不動産会社に入社。その後、松戸市五香の不動産会社で6年間、不動産売買全般を経験。一般の仲介以外に買取仕入業務や造成等も行ってきました。

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